【ブログ】じっくりと
ドール用革靴作家ishikraft(イシクラフト)です。
こちらの写真はイベントへの参加に向け作成したオビツ11用の靴です。
ストックしている靴はケースに入れて大切に保管しています。
イベントに参加するまでに時間をかけて少しずつ作り溜めていきます。
大体一度に10足づつ作成していきます。
10足作成を何回も繰り返して作り溜めます。
作成を進めていく中で新しい作り方や工夫を思いつくことがあります。
思い付きや工夫はどんどん取り入れて行きます。
そうすることで少しずつ仕上がりがよくなって行くんですね。
さて作り溜めていく中で新しい作り方、工夫を取り入れていくということはそれぞれの靴で作り方が少しづつ異なっていることになります。
ぱっと見で明らかに違いが出ているというわけではありませんが細かい点で違いがあるという事です。
この細かい違いがあることも私がイベントでの販売をメインにしている理由の一つです。
作成方法の他にも違いがあります。
それは全てが一足づつハンドメイドで作成している為です。
どんなに同じ靴を作っても工業製品の用に全く同じものは作れません。
この点がハンドメイドの温かみであり良さではないかと思います。
さらに天然素材の革を使用しています。
色の濃淡、革の厚みや柔らかさが革ごとに少しづつ異なります。
これらの理由により厳密には同じ靴は一足もないということになります。
この微妙な違いは直接手に取って見てもらうのが一番だと思います。
人の感覚は以外と鋭いです。
僅かな大きさの違いもなんとなく感じ取れます。
感覚的になんかこれがいいなという靴を見つけて頂ければ幸いです。
実際に手に取っていただきじっくり選んでもらいのでイベントでは靴はケース等には入れずそのまま並べるようにしています。
ドールに試し履きしていただいても結構です。
実際に靴を見てもらい納得していただいた上でご購入頂ければありがたいです。
イベント参加を再開できる日を楽しみに靴を作っていきたいと思います。