【ブログ】I Dool vol.67見聞録
ドール用革靴作家ishikraft(イシクラフト)です。
2023年3月18、19日 東京流通センター第一展示場にて I Dool vol.67が開催されました。
今回18日に一般参加してきたのでいろいろと書き残しておきたいと思います。
18日は生憎の雨で寒い一日でした。
しかしながらとても多くの方が来場されていました。
昨今コロナ関連の規制がだいぶ緩和されてきたのも影響したのかもしれません。
先行入場については相当な人数だった模様です。
さて私といえば会場に10時過ぎぐらいに到着しなにはともあれ入場チケットを購入しました。
その後はイベント前のルーティーンともいえるコーヒータイムです。
この流通センター1階にはラッキーなことにTullY´sカフェがありましたので
こちらで軽食とコーヒーで寛ぎました。
開場の11時が迫り一般の待機列に並び時間とともに入場です。
が、すでに先行入場の方でものすごい人数となっていました。
ここ最近のドールイベントではなかった賑わいです。
とても活気があり暑く汗をかくほどでした。
まず最初に伺ったのがcornet様のブースです。
御存じの方は多いと思いますがとても人気の作家さまですね。
すでにすごい列ができていました。
以前から何度かtwitterでお話しさせていただいていましたが
直接お話したことがなかったのでご挨拶を兼ねコートを購入したいと思っていました。
1時間ほど並ぶ時間があったのでお隣の方とお話をさせていただきました。
その方はいろいろなドールイベントに参加されているようで
とてもお詳しくいろいろと教えていただき楽しく過ごすことができました。
また並んでいる際にあたりを見回していると
前回ディラー参加したドールショウにお越しいただいたお二人をお見掛けしました。
ただし少し遠かったのとお忙しそうでしたのでお声掛けは出来ませんでした。
「残念」でしたがあとでもしかしたらどこかですれ違うことがあればと思っていましたが
さすがにこの人数ですのでそれは叶いませんでした。
さていよいよ順番が回ってきました。
沢山作成されていたのでまだまだいろいろな種類が選べました。
当初茶色のコートを一着購入させていただこうと思っていたのですが
見ているうちにこれもいい、あれもいいなとなり最終的に3着購入させていただきました。
私が購入後もまだまだ並んでいる方がいらっしゃいましたので少しだけお話させていただきました。
素敵なお洋服を作られるだけあってご本人さまもとても素敵な方でした。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
次にお伺いしたのはvia*lacteaさまです。
via*lacteaさまもご存じの方が多いと思います。
スチームパンクの素敵なお洋服も作られています。
こちらでも長い列が出来ていらっしゃったので私がうかがった時にはほぼ完売でした。
via*lacteaさまとはだいぶ以前からのお知り合いです。
また昔からモッズコートを購入させていただこうと思っているのですが
今回も残念ですが願い叶わずでした。
次回のチャンスを待ちたいと思います。
しかしながら今回初めて直接お話をさせていただきました。
とても明るくカッコいい気さくな方で楽しくお話させていただきました。
さらにお土産としてかわいいタンクトップをいただきました。
お気遣いありがとうございました。
ちなみに午後は撮影会をされたとのことです。
twitterにて楽し気なお写真を拝見させていただきました。
機会があれば私も参加させていただきたいです。
続いて伺ったのが音-OTO-【音の小さな手作り部屋】さまです。
音さんともずいぶん前からのお知り合いで
私が以前フォーチュンワンダの靴を作っていたころからです。
その当時ご購入いただいた靴を今でも使って頂いており大変うれしく思っています。
今回は和物の羽織を出品されていましたので購入させていただきました。
第一希望の柄は残念ながら完売でしたので第二希望で購入させていただきました。
そして今回の羽織を拝見しやってみたかったことがありました。
それがこちらの写真です。
和物で思い浮かんだのが歌舞伎でした。
そして歌舞伎の決めポーズである見得(みえ)が合うのではと思いました。
ビシッと見得が決まりました。
手と足の踏ん張りがいい感じで「いよ~ぅ」という声が聞こえてくるような気がします。
どうでしょうか、羽織の中に着ているのはカジュアルな洋服ですが
カジュアルと羽織もなかなか合っていて新しいお洒落に感じました。
これからも素敵な和物に期待しております。
ここで最初にお話ししたcornet様で購入させていただいたコート、スーツの着用画像のご紹介です。
(いずれも靴は自前です。)
まずはこちらの紺のベスト。
白いシャツに赤いネクタイでフレッシュな清潔感を感じました。
ですので今回のイメージは新任の先生または若手の弁護士です。
続いてはこちら。
千鳥格子のコートがとても気に入っています。
そしてエンジのベストに白シャツ+デニムの組み合わせです。
また革の手袋風に黒ボディーの手に交換しました。
イメージは都会で遊ぶおしゃれな紳士です。
イケてます。
そして3着目は今回本命だったコートのセットです。
まさにフォーマルな装いといえます。
どの画像もすべて同じオビツ11ボディですが洋服のデザインや色によって大きく印象が変わります。
スラっとしていてとてもスタイリッシュなスーツ姿で私が理想としている雰囲気です。
王道の素敵な装いですので靴はラインナップ中最上級のフィドルを合わせました。
ダンディズムな装いでとても気に入っています。
これからもたくさん使わせていただこうと思っています。
予定していたブースにはお伺いできたのでここからはフリータイムです。
イベントに一般参加した際にはドールのジャンルを問わずすべてのブースを見て回っています。
今回のイベントはワンフロアーでの開催でしたのでとても広いのです。
少々大げさですが反対側が霞んで見えるようでした。
いつもはたいていブーツを履いているのですがブーツはたくさん歩くと足が痛くなります。
そのため今回は歩きやすいことを第一とした靴を新調して出かけました。
靴は使ってみないとわかりませんが今回のは大当たりでした。
いろいろ歩き回っても全く足が痛みません。
歩きやすい靴だといろいろと見てまわるのがより楽しくなりますね。
I dollに一般参加したのは数年ぶりでした。
以前はもっと小さいサイズ(1/12)関連が多くあった気がしたのですが
今回大きいドール関連がとても多くありました。
ドールショウでは小さいドール関連がとても多いのでイベントによって
いろいろ変わるのだなと感じました。
ドールに関する様々なものが販売されています。
服や靴、アクセサリーに家具、ドールを持ち運ぶバックなどなど
見ているだけでも新しい発見や興味を引くものが沢山あります。
イベントの楽しみってどのようなものでしょうか。
ディラー参加、一般参加それぞれに楽しみがあります。
・作ったものを買ってもらえる嬉しさ。
・自分の作品をどんな風に思って頂いているか聞けたとき。
・SNSでお知り合いになり実際にお話ししたときの楽しさ。
・作品を楽しみにしてくれている方との出会い。
・年数を重ねるごとにより仲良くなっていく過程。
・会場で感じる同じ趣味を持つ者同士の連帯感。
・イベントに向けて頑張ったこと、作成や準備、日程の調整や節約。
・イベントの日程が近づいてくるワクワク感。
・欲しかったものが購入できた時の嬉しさ。
・先行で神番を引き当てた時の喜び。
・思わぬ人との再会。
・イベント後のお疲れ会。
楽しみ、喜び、嬉しさは人によりさまざまで挙げればきりがありませんが
やはり人と人との関わり合いが一番楽しさに繋がるのではないでしょうか。
「袖振り合うも多生の縁」ということなのかもしれません。
私はものを作るのが好きですが一人で作って楽しんでいるより
作ったものを喜んでもらえたら更に楽しく嬉しいです。
だから今まで続けてこられたのだと思っています。
ディラーとして一般参加としてイベントに参加することがやる気の源の一つです。
まだまだこれからもドール用の靴づくりを続けられそうです。
最後に今後の目標です。
まずは次回のイベント参加に向けた靴づくり。
並行して今期の新作づくり。
この二つが大きな目標です。
そして密かな目標も実は持っています。
今まで活動してきた中で未だお疲れ会をやったことがありません。
ですのイベント後に気の合う仲間、お知り合いの方たちと
イベントでの高揚感が醒めやらぬうちにそしてその日の出来事をつまみに
軽く一杯出来たならなんて思っています。
もし機会があった際にはどうぞよろしくお願いいたします。
イベントっていいですね。