【ブログ】外羽根式シューズ−01
ドール用革靴作家ishikraft(イシクラフト)です。
オビツ11用の新作に取り組んでいます。
今までの靴はフォーマル寄りの靴をメインに作ってきました。
そこで今回は少しカジュアル寄りのものにしてみたいと考えています。
フォーマルな靴は内羽式で作ってきたので今回は外羽根式で作ります。
内羽根式、外羽根式の違いはヒモを通す羽根の部分がアッパー(爪先を覆う部分)の上にくるか下に入るかの違いです。
羽根がアッパーの下に潜っているのが内羽根式です。
反対に外側に出ているのが外羽根式となります。
とりあえず吊り込み前の状態のアッパーを作りました。
(吊り込みとは木型にはめて形成する工程のことです)
今まで作ってきたフォーマルシューズをアレンジして作りました。
形はいい感じです。
しかし吊り込んで最後まで仕上げてみるまでは何とも言えません。
こちらの写真では分かりませんがサイズが少し大きく要調整です。
サイズが小さくなればなるほど作業が細かくなります。
最近段々と目が悪くなってきたので拡大鏡を使っています。
メガネタイプの拡大鏡を使っています。
普段メガネを掛けているのでメガネの上にメガネをかける形になります。
ちょっと見た目は変ですが一人作業なので特に問題はないのです。
もう一つ過去に作成した靴のリニューアル版を作りたいと考えています。
しかし現在の作業状況は時々行う通販用の靴作り、イベント参加に向けたストック用の靴作り、そして今回の外羽根式の新作作りを並行して進めています。
そのためこれ以上作業を増やすのは厳しいのでリニューアル版の靴については外羽根式の新作が完成した後に検討して行こうと思います。
色々な靴の完成を楽しみにして頂ければ幸いです。